さいたま市2月議会保健福祉委員会

1.生活困窮者の令和3年度の年末年始の宿泊事業の成果と今後の課題について。また、通年の宿泊施設に市営住宅を活用できないか。
令和3年度の宿泊については、市ではかなりの努力をされたと高く評価しています。市営住宅が通年の場所として活用できるように検討していくと前向きの回答をいただきました。

2.コロナ禍で運動する機会が減った障がい者の方々にスポーツの機会の提供とスポーツ実施率の調査を。
障がい者のスポーツ実施率をさいたま市ではとっていません。障がいのある方はスポーツ教室もなくなってしまい、さらにスポーツやレクリエーションに関わる活動が減ってしまいました。まずはしっかり調査をして対策を立てていく必要があります。ウォーキングなどを継続して自分でも取り組めるよう身近な場所にアウトリーチして紹介するなどを提案しました。

3.男子個室トイレに汚物入れ設置を!について質問しました。
これは、昨年の6月議会から引き続き質問している件で、がんサバイバー、高齢者の尿漏れパッド、LGBT当事者などにとって必要な汚物入れ(サニタリーボックス)の設置を求めました。
市では夏に調査を行い、公共施設333施設のうち8施設で設置されているとの回答を受け、配備されている施設の調査に行ってきました。
その報告をしながら必要性について言及しましたが、保健部として必要と認めるものの、設置は施設管理者に任せているとの回答で、なんともすっきりしませんでした。
同じ会派の小川議員が私の調査を使ってスポーツ文化局に質問してくださり、ここでは今年度中に設置を依頼する、と前向きな回答がありました。保健福祉局にも頑張って、足元の区役所、市役所から設置してほしいものです。人生100年時代自由に外出も勉強もできる社会を。