佐伯かずみ(佐伯加寿美)のプロフィール

1959 年生まれ。実践女子学園中・高校、成蹊大学文学部卒業。
結婚後転勤族、東京~神奈川~岡山~群馬~そして30年前に大宮に。
専業主婦として、2人の息子(芝川小・第2東中)を育てる。その後パート・アルバイトを経て、さいたま市生涯学習総合センターで社会教育指導員。その後、公募でさいたま市内野公民館館長。
その後、国立女性教育会館で、男女共同参画に関わる研修の企画運営に携わる。趣味のインディアカから、国際審判員。現在は早稲田大学スポーツ科学部非常勤講師。防災士、障がい者スポーツ指導員(中級)、日本卓球バレー協会国際普及委員。
埼玉県生涯学習審議会委員、さいたま市スポーツ審議会委員、さいたま市公民館運営審議会委員長など。

2019年統一地方選挙で当選し、さいたま市議会議員1期目。
現在さいたま市議会では、保健福祉副委員長、グランドセントラルステーション化構想特別委員会委員。

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私を語る時にはずせない、「インディアカ」を紹介します。~趣味から広がった世界~

私が手に持っているのが「インディアカ」ボールです。ネットをはさんで4人対4人で手で打ち合うバレーボールのような競技です。

【インディアカとの出会い】
長男が大宮市立芝川小学校に入学した時、私は引っ越して来たばかりで誰も友達がなく、そこで入ったのがPTAのママさんインディアカクラブでした。初めて触れたスポ―ツ、汗をかく爽快感にすっかりのめりこみ、プレーヤーだけで飽き足らず、国際審判員を取得、ボランティアで国際大会に審判員として参加(ドイツ、エストニア、ルクセンブルグ、日本大会など)

 

 

 

 

 

 

 

【男女共同参画との出会い】
埼玉県インディアカ協会の競技部長の時に、すべての女性が楽しめるようにと私は「輝いている女性(ひと)に人が集まる」をスローガンに「オール埼玉レディース大会」を創設しました。その中で、小さい子どもを持つママたちが子連れでも安心して大会に参加できプレーができるようにと、会場内に託児施設の設置を理事会で提案しました。すると女性理事から「三つ子の魂百までも、子どもを預けてプレーするなんて」「私はもっと子どもが大きくなってから好きなことを始めた」という意見が出て、なぜ子どもを持つ母親が自分の楽しみをしてはいけないのだろうか、これをきっかけに、「男女共同参画」の勉強を始めました。
この時の学びが今の私の根幹を作っています。社会の中での女性の生きづらさ、経済格差、隠れた思い込み、ハラスメントなど政治家となった今も取り組んでいる問題です。

【障がい者との出会い】
また、インディアカ愛好者の中に聴覚障がい者のプレーヤーがいたことから、どのようにしたら大会が楽しめるか、大会会場に手話通訳を配置したりハンドシグナルを大きくわかりやすくと工夫しました。障がい者スポーツ指導員(初級、中級)の資格を取得し、多方面の障害特性について学び、何よりも心のバリアフリーが大切だと気付きました。現在は障がいの有無にかかわらず、多世代で、誰もが楽しめるユニバースポーツである卓球バレーを普及しています。

【学生との出会い】
早稲田大学スポーツ科学部ではインディアカを教えています。毎年若い人たちと授業で触れあい、彼ら彼女らの意見や話を聞くことはとても新鮮で楽しいですし、自分の考えも広がります。また、14年前初めて受け持った学生の中にトランスジェンダーの学生がいて、彼とのつながりも私の学びになりました。いまでこそLGBTQの認知度は高まりましたが、当時はまだ学籍名簿も男性と女性の性別が記載され、彼に出会ったことでこの問題と初めて向き合いました。
これらのことがすべて積みあがって、私が目指している「性別、年齢、障がいの有無、国籍に関わらず誰もが参画できるチームさいたま市をつくる!」につながっています。

好きな色:オレンジ ≪アルディージャ応援≫
好きな食べ物:おせんべい、みたらし団子(実家の隣が煎餅や、その隣が餅菓子屋で小さい頃から食べていたので)おいしいおせんべいをぜひ教えてください。

立候補のきっかけ

2018年まで私は国の機関である国立女性教育会館で働いていました。ここでは国の施策を市民の方に伝える立場にいましたが、その施策が市民の感情や意識とずれがあるのではないかと次第に感じるようになっていきました。もっと市民一人ひとりの声を聴き、拾い上げていかなくてはいけない、国の施策を伝える側でなく、市民の声を国に伝える側の人になりたいと強く感じるようになりました。
また今の政治が本当に必要な人に届いていないのは、一部の裕福な男性が政治の中心に多いからではないかとも思いました。政治はくらし、まちの半分は女性です。だとしたら政治の世界もパリテ(男女半々)!2018年5月に政治分野における男女共同参画推進法、候補者を男女半分ずつにしましょうという法律ができました。せっかく法律ができたのに、女性の立候補者が足りないと聞き、それならば私が挑戦してみよう、と感じ立候補を決意しました。
でも私は、女性のみならず、いろいろな方が、自分事として考えられるような多様な視点が政治に入ることが必要だと思っています。

なぜ立候補しようと思ったのか?気になる方はこちらの動画へアクセス

 


 

佐伯かずみの政策

みんなでチームさいたまをつくろう!
あなたの声を届けていきます!


私は趣味で30年間インディアカ(※1)というチームスポーツをしています。チームは一人ひとりの持ち味を生かして全員が参画していくことが面白いところです。133万人さいたま市民、あらゆる年代、性別、障がいに関わらず、一人一人が持ち味を生かして、全員が必要とされている大切なメンバーとして参画できる「チームさいたま」をみなさんと一緒につくりたいと思います。
そのためにはみなさんの声をお聞かせください。
みなさんの声を届けていきます。

7つのチームさいたま市

①居場所づくり
性別・年齢・障害・国籍を超えて、誰もが集える場を作っていきます。コロナでさらに希薄になったコミュニティをみんなで再生していきましょう。子育て中の保護者、高齢者、不登校児童生徒、障がい者の方々、誰もが来られ、ちょっと困ったときにも相談できる居場所をつくっていきます。特に公民館は市内の中学校区に一つあり、とても身近な施設なのでもっと活用を。

②社会で子育てや高齢者の見守りができるコミュニティづくり
孤独な子育てをしている方いませんか。私はそうでした。なかなか友達ができない、一日中育児で疲れ切っている、相談する人が周りにいないなど。男性も育児休暇の促進が進み始めています。ですからこれからは男性も女性も子育てしやすい社会にしていきたいです。
また単身高齢者の方も増えています。地域で顔の見える関係づくりをすることで、もっと住みやすい地域になり、災害時にも安心です。

③女性も暮らしやすく働きやすいさいたま市に
非正規ではなく希望する方には正規職として働ける雇用環境が必要です。待機児童ゼロの継続、そして学童の待機者数もゼロにしていかなくてはいけません。保育士・幼稚園教諭・学童支援員の処遇改善に取り組み、ジェンダー平等に基づき、女性視点でのまちづくりの策定を提案していきます。

④教育と文化・スポーツでまちづくり
誰もが学べる、学び直しやリスキリングができる環境の整備が重要です。公民館のwi-fiの全館設置を要望し、令和4年度まずは拠点公民館にwi-fi設置の予算がつきました。不登校児童・ギフテッドなど個性にあった教育を推進します。市民目線からの文化振興、国際芸術祭や、市民が楽しめるスポーツも進めていきます。

⑤災害に強いさいたま市
防災士をしていますが、避難所運営委員会の女性比率はたったの10%。災害になった時、しわよせがくるのは女性や子ども、高齢者です。ジェンダーの視点、女性、生活者の視点に立った避難所運営、防災計画の策定を進めます。

⑥課題を一緒に考えるチーム
私はいま、バスが減便された、免許返納して足がない、足腰が弱くなりでバス停や駅が遠くて歩くのがしんどい、そういったお悩みを抱えていらっしゃる方が集まって、地域の方々と一緒に勉強会を開催しています。行政の方を交えてお話をお聞きしたり、現地に視察にいったりして、移動支援について一緒に検討を重ねています。同じ課題を持つ方でつながっていくことも課題解決には重要です。

⑦多様な方が各々の個性を生かしたチームに

障害者の生涯学習への参加と「超短時間雇用(※)」の積極的導入による就労を促進し、社会参加を進めています。また外国ルーツの子どもたちの教育に対し、初期対応の充実と指導員やコーディネーターの増員を求めていきます。性別・年齢・障害・国籍に関わらず参画できる社会を目指します。
※法定雇用率にカウントされない、それ以下の就労時間での働き方です。

 

インタビュー記事が掲載されています。

〇朝日新聞DIGITAL(2018年11月18日)
「おなごの議員もいないとダメだあ」女性ゼロ議会に変化 https://www.asahi.com/articles/ASLCK4WJCLCKUTIL017.html

〇東京新聞12版朝刊2面2ページ(2019年4月17日)
「女性出馬 決断を後押し」
http://parity-academy.org/images/media-publications/2019/0427/01.pdf

佐伯かずみ新聞掲載記事

〇埼玉新聞(2022年2月16日)
汚物入れを男性トイレに さいたま市、18施設に設置へ 病気で必要な人が…市「早い段階で検討進めたい」
https://www.saitama-np.co.jp/news/2022/02/16/12_.html

〇東京新聞 TOKYO Web(2022年3月5日)
花を手にウクライナ侵攻に抗議 浦和駅前フラワーデモ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/163771

〇朝日新聞DIGITAL(2022年5月15日)
男性用トイレにもサニタリーボックス 膀胱がんや加齢による尿漏れ
https://www.asahi.com/articles/ASQ5G72CVQ59UTNB00B.html

〇47NEWS(2022年6月2日)
「実は自分も尿漏れ」困っている男性が続々 男子トイレにサニタリーボックス設置の動き 呼びかけてくれたのは女性
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb22fa9dbbfc1ee493339e1b1433985bc2c84a0a

お困りごとをお聞きしています。
みなさん個人の課題は社会の課題です。政治は暮らし。皆さんの声をお聞かせください。

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