さいたま市議会 9月議会 決算委員会

佐伯加寿美が決算で取り上げた点について記載します。

【区審査】
区では自分たちの裁量で使えるお金が少なく、民間と行政との連携は必須と言えます。
大宮区では、専門学校などが多くあり学生さんとの連携で、「WAこうどの会」というコミュニティーが昨年作られ、いろんなイベントや防災訓練などに参画しているそうです。興味深い取り組みです。もし日中災害が起きれば、働いている方は大宮に帰ってこられず、昼間人口といわれる学生さんたちに手伝ってもらうかもしれません。特徴ある取り組みで、もっとPRしていって欲しいと思いました。日頃からの顔の見える連携が大事です。

【総合政策1】
さいたま市への交流人口のみならず定住人口を増やすために、広報やシティセールス課の連携と強化を質疑しました。
さいたま市のPRをもっとしてもいいですよね?大きなイベントだけではなく、小さい事業でも市民に寄り添ったいいものがたくさんあります。「さいたま市に住んでみたいな」と思ってもらえるかもしれません。
 その他オープンカウンター方式が本格導入に至らない理由やシティスタットの活用による効果についても問いました。

【文教委員会分野】
公民館運営審議会が形だけになっていないか、委員の方々の思いをきちんと公民館のこれからの方向性に生かすことで各館での事業になるのではないか、との思いで答申の生かし方についてお聞きしました。
 また公民館では職員が万一寝坊や遅れなどで開館できないといけないため、朝1時間だけ委託の人に来てもらっているとのことです。これに疑問を投げかけました。公民館は4人勤務です。といっても非常勤が3人なのでほぼ2-3人ですが毎回1人ではありません。また1人のときでも、委託に毎日1時間頼まず、職員同士で他に確認し合う手立てはないのでしょうかと管理運営事業について尋ねました。

【市民生活分野】
コロナ禍で見えたジェンダー問題の解決のため、男女共同参画推進への予算と人員の拡大の必要性の視点から疑義があり問いました。課題山積にもかかわらず、男女共同参画が出す広報紙の全戸配布をなしと決めました。また講座を企画する正規職員は専門性が必要になりますが自治体職員が行く国の研修への機会もありません。

【保健福祉分野】
発熱外来で夜間に病院へ行った方が外で待たされた事例から簡易プレハブなどの病院への支援を検討されたのか、障がい者スポーツの推進事業の効果検証について質疑しました。特にさいたま市はスポーツのまちを売りにして、週一回の成人のスポーツ率70%を目標に掲げています。成人の中に障がいのある方も含まれますか?と議案外で以前質問した時に含まれます!との回答でした。それにも関わらず、あまりに提供の種目や回数、やり方がお一人お一人に届かないものです。市民にスポーツをというのならば障がいのある方のことも忘れないで欲しいと思います。

【まちづくり分野】
市内に緑地保存という箇所が200箇所あり、緑の景観のために認定して、税金への補助金がでる制度があります。このあり方について疑義を問いました。
500㎡以上の非公開の私有地に対するもので比較的小さい土地の緑について申請するのですが、管理は所有者、そのかわり固定資産税、都市計画税の補助金を出すという制度です。ところが土地が荒れ放題で、住民が苦情を伝えても連絡がとれない、手を打たないという箇所があるようです。しっかりした管理のもとの税金補助であることや、周囲への良好な景観の提供であることなど、制度のあり方について、多額の税金を使っているのですから、再検討していただけたらと思います。
昨年の台風を受け、河川などについている水位計とそれを映し出すカメラの設備についてです。スマホやパソコンから見られる川の水位への要望が高まり、昨年の台風の際はアクセス数が多くパンクしてしまいました。その後の修復やカメラが停電の際は切れてしまうところがあり、その対応として水位計自体が太陽光で夜間光るなどの素材の検討をしたかについて問いました。

【水道事業会計】
管路の更新率と、収益が減ってきているが、平準化計画がきちんと進められたのかどうかをお聞きしました。
その上で専門人材の確保についての取り組みの進捗、今後の人員確保、またSDGsの観点からも、下水道で出た汚泥、熱、水、バイオマス、リンなどの有効活用についても尋ねました。
 特に昨年の台風や今年も豪雨があり、浸水対策は急務です。渋谷がこの再開発でつくった内水貯留施設を、GCS(グランドステーション化構想)のときに一緒に作れないのか検討したことはあるかなど質疑しました。GCSはまだ完成はずっと先のことだと思います。いまからこの先のさいたま市を見通した策を立てていく必要があります。