さいたま市2月議会予算委員会
総合政策所管
職員の働き方見直し・ワークライフバランス推進について質疑しました。
「やりがいとは?」の職員アンケート結果を毎年市では集計しています。そこで上がった、職員の意見をどのように反映し、働き方の見直しに活かしていくのか?
アンケートではやりがいのある職場は「コミュニケーションが大切」という意見が一番ですが、育休を取りたくてもとれなかった男性職員が半数いて、その中でとりづらい雰囲気だったという回答がその三分の一あります。こういうところから働きがいの一端は出てくるものではないでしょうか。職場や管理職の風土改革が必要、令和4年度どのように取り組んでいくのかを聞きました。
また、RPA、ローコード、ノーコード、など、行政ではデジタル化をすすめていますが、仕事が減った分、ワークライフバランスにそれが活かされるのか、別の仕事で忙殺されては本末転倒になります。働きやすい職場で、やりがいを持って働いていただくことがひいては、住民のサービスの向上につながります。
文教委員会所管
令和4年度に新設される不登校支援センターの概要や組織体制、令和4年度の活動内容や方向性、メリットについて、先生の負担が増えるのではと危惧されますので質疑しました。
公民館のDXと居場所づくりの推進について。
公民館では令和4年度、オンライン講座を進めるために機器を整備とあります。DX(デジタル化)は私が議員になってから毎年言い続けてやっと、公民館職員用にパソコンが一台増え、Wi-Fiを全館設置に、と言ってやっと10館でつくことになりました。周辺機器(カメラやプロジェクター等)を含め、Wi-Fi全館設置を今後も要望していきます。
人づくりを大きな目的の一つとする公民館は、いろいろな方の居場所であるべきと考えます。それを問うと、「居場所づくりはなかなか難しい」との回答。がっかりです。公民館が主催講座と貸館だけでしたら、コミニティセンターと変わりません。社会教育施設である公民館の果たす役割にしっかり取り組んでほしいと感じます。 そのためには、専門家である社会教育主事の資格を持つ方をきちんと置くことが必要です。これについても以前から要望を重ねていますが、一向にその気配すらみえません。
公民館は誰もが困った時にすぐに来られる場所に。誰かがおしゃべりしたい時に立ち寄れる場所に。そして互いに学び合える場所に、公民館を、社会教育を大切にする私の願いです。