さいたま市6月議会保健福祉委員会

さいたま市議会保健福祉委員会
昨年度まで文教委員会でしたが、今年度私は保健福祉委員会所属となりました。
また副委員長を拝命いたしました。がんばります。

さて、初めての私の議案外質問です。

①児童相談所における子どもの意見聴取について
日本では子どもの意見を聞くことが制度化されていません。来年国では法律を改正して子どもの権利擁護として意見を聞き取る体制をつくります。
さいたま市の児相を私は高く評価していますが、さらに先進的なモデルになるために、明石市のような第三者委員会設置も検討してはと思いますが、
その前に第三者評価を実施して子どもの意見をすいあげるべきと考えます。
そこで、現在の子どもの意見の聞き取りの仕組みや第三者評価への取り組みについて質問しました。
さいたま市児相では、今年度から第三者評価を行うとのことです。まずは外部評価を入れることは大切だと感じます。

②市営霊園思い出の里での祭祀継承者について
思い出の里からのお便りには、亡くなった場合、「配偶者や長男が引き継ぐ場合」との例示がありますが、今や娘さんや養子のかたもいらっしゃいます、
時代に合わせて変更を要望し、修正してくれるとのこと。
またパートナーシップ宣誓制度の方の墓地の継承はできないと聞いていたので、質問したところ、書類があればできると明言されました。その旨の記載もぜひお願いします。

③生理の貧困
学校内での話は一般質問で公明党の西澤議員がされましたので、私は学校外のことでお聞きしました。
生理用品の配布場所の検討、たとえばフードパントリーや子ども食堂、生活困窮者の学習支援など、
また配布の周知の仕方の検討(現在はホームページなど。でも若い方ならSNSをもっと活用すべきと考えます)、
また一緒に女性相談のチラシや資金貸付のお知らせなど封入してはと提案し、取り入れていくとの回答がありました。

④誰一人取り残さない施策として
・Wi-Fiを病室に。市立病院にはシティWi-Fiがついていますが1時間で切れてしまい再度ログインし直さないとはいれません。
 患者さんのQOLのために持続的にログインしたままの状態はできないか。
→シティWi-Fiの設定は変えられない。

・膀胱がん、前立腺がんなどサバイバーの方は尿失禁などが後遺症として残るそうです。尿パッドを取り替えるため、男性個室トイレに汚物入れを整備できないか
→このようなことを聞いたことがなかった、調査検討する。

・外国ルーツの子どもたちがスムーズに就学支援できるよう、地元の関係団体との連携を
→大切だと認識しているので今後連携をとりながらやっていく

・幼稚園類似施設の保護者への負担軽減を
→国の制度ができたので、それを周知していきたい

コロナの中で弱い立場の方がさらに困窮している状況です。
声なき声をあげていく活動をこれからも続けて、みんなが働きやすく、暮らしやすい社会を目指していきたいと思います。